ラッパーRed Eyeのラップ人生、ファッション、代表曲を徹底解説!

若干15歳第12回『bazzoka!!!高校生ラップ選手権』に出場、全国にその存在を知らしめた、ベイビーフェイスのカリスマラッパーRed Eye。高い声と華奢なスタイルは少年そのもの。トレードマークのサングラスの下はジャニーズにいてもおかしくないような大きな目の美少年です。

しかし、そんなルックスを裏切るように、一度ラップし始めるとアウトローなリリックを全く恐れなく放つ、唯一無二な存在感を持つラッパーです。

今回は、危うげな魅力を放つ若きカリスマ、Red Eyeのプロフィールや『bazzoka!!!高校生ラップ選手権』での戦績、ファッションや代表曲などをご紹介していきたいと思います。

 

Red Eyeのプロフィール

 

出生名 宮本 大地(みやもと だいち)
アーティスト名 Red Eye
生年月日 2002年2月23日(19歳)
身長 170cm
出身地 大阪府大阪市住之江区
公式サイト https://redeye-official.com/

 

2002年2月23日、Red Eyeこと宮本大地大阪市住之江区に生まれます。家族構成については情報がありません。出身中学校は大阪市加賀谷中学校です。

中学生時代からとにかく手のつけられない不良だったようです。ナイフを持ち歩き、職員室で教師を刺そうとして取り押さえられ、銃刀法違反で一時保護所に入ったことも。

Red Eyeがブラック・ミュージックに興味を持ったのはTERRY THE AKI-06などのレゲエがきっかけだったそうです。その後、練マザファッカーのD.O.の曲『悪党の歌』に衝撃を受けてラップを始めました。Red Eyeがラッパーとしてステージに立ったのは中学2年生の時でした。その次の年には初ライブを行い、その才能を開花させていました。

ちなみに、MCネームのRed Eyeは中2の時の初ステージの前に地元の先輩に「いつも目が赤いから」という理由で提案された名前なんだそうです。なんでいつも目が赤いんですか、とインタビューで質問された時には「わかんないすけど、なんか、赤いんすよねえ(笑)」と意味深に答えています。中学校の体育館の裏やカーテンの裏などでモクモクと煙を上げて違法な植物を吸っていた、と、本人が語っていたこともあるので、そのあたりが関係しているようですね。Red Eyeは他にも、処方箋ドラッグの使用についても言及していますし、リリックにはハードドラックの名称もよく使います。「思いつく悪事は全てやった」と語っていたRed Eye。今後D.O.や漢a.k.aGAMIのように、逮捕されたりしないかと危惧する声がファンたちの間から聞かれます。

ラップを始めてからは関西圏を中心にライブを続けます。そして、2017年の第12回『bazzoka!!!高校生ラップ選手権』に出場し、Red Eyeはその名前を全国区に広めます。この時まだ15歳でした。その後13回、14回大会、と続けて出場し、15回大会は欠場しましたが、第16回『bazzoka!!!高校生ラップ選手権』で見事、優勝を果たしました。

Red Eyeは『bazzoka!!!高校生ラップ選手権』優勝後、MCバトルには参加せずに楽曲制作を中心に活動しています。デビュー曲は優勝前の2018年3月にYouTubeで発表された『ABCDTHC feat.かしわ』です。同じ大阪出身のラッパーかしわとのコラボレーション曲で、トラックは関西屈指のDJでプロデューサーの下拓が提供しています。その後も様々な大物ラッパー達と楽曲制作をしています。『bazzoka!!!高校生ラップ選手権』優勝後のインタビューでは「将来的には日本を出て海外でやりたい」と語っているRed Eye。日本のヒップホップシーンの成長株の筆頭、と言えるのではないでしょうか。今後の活躍が楽しみです。


Red Eyeの『bazzoka!!!高校生ラップ選手権』のバトル戦績

musicvoice.jpより出典

第12回『bazzoka!!!高校生ラップ選手権』

1回戦ではJBと対戦、延長戦の末JBを下します。Red Eyeの「韻を考えて頭がぎゅうぎゅう コカイン鼻から吸収」などの、KOHHのサンプリングも加えた刺激的なリリックには審査員の鎮座Dopenessも苦笑していました。

2回選ではこの大会の優勝候補と言われていたTERUと対戦。再延長戦まで持ち込まれる大熱戦でTERUを下します。1戦目ではTERUの方に流れが傾いているようでしたが、2戦目ではRed Eyeがレゲエ的なフロウ を見せて流れを引き寄せます。3戦目の「あれれTERU君ちょっと死んだ目 俺がヒップホップ回のLIke aそう進化系」のライミングには会場がどっと沸いていました。

準決勝ではCore Boy(Novel Core)と対戦しました。ノリに乗ったCore Boyと同等の戦いを見せ試合は延長戦になります。「バトルじゃねー ライブやってねーやつに負ける気はねー」と煽るRed Eyeに対し「はいでましたすぐ経験の数 それを盾にするやつ おれは人事を尽くして天命を待つ」とたたみかけるCore Boyのライミングは圧巻でした。この戦いに勝ったCore Boyは決勝でG Hopeを下し優勝を果たしています。

 

第13回『bazzoka!!!高校生ラップ選手権』

1回戦で新潟県出身で初出場の阿修羅と対戦します。阿修羅は先攻を「俺が負けると思ってんだろ ひっくり返してやるから見とけ」と始め、会場を沸かせます。これは第4回大会のMC☆ニガリa.k.a赤い稲妻がT-Pablowとの対決で叩き出したパンチライン のサンプリングでした。ひるまず応戦するRed Eyeはレゲエ的なフロウや高速でのライミングを披露、最後は「ダサいからパイセン 目は赤いだけ ピースより破壊だぜ」と締めくくり、戦いは延長戦に持ち込まれるかと思われましたが阿修羅の勝利となりました。

 

第14回『bazzoka!!!高校生ラップ選手権』

1回戦は沖縄県出身のKai-Toneとの対戦でした。スキルでもパフォーマンスでもリリックの衝撃度でも勝るRed Eyeの圧勝でした。

2回戦は十六夜との対戦でした。Red Eyeは1回戦目にも増して勢いに乗り、韻の連続応酬を見せます。「こいつここが変 俺の言葉で言うなら まだまだここらへん 大事なのはここだぜ 早くこいよここまで あの日から中指は 立てたまんま ここまで」とのライミングとパンチラインが圧巻でした。

準決勝は藤KooS(八咫烏)との対戦でした。1戦目は接戦となり、勝負は延長戦に持ち込まれます。「みんな口だけ それはガキのうちまで 大丈夫心配すんなって俺は無事だぜ」

とリラックスしたレゲエのフロウで余裕を見せるRed Eyeのターンに対し、藤KooSは「俺はあえてレゲエと敵対」と返し、大阪出身同士の熱い戦いとなりますが審査結果は全員一致でRed Eyeの勝利でした。

Red Eye初の決勝戦の相手はHARDYでした。冒頭からどちらも激しい韻の応酬でとても高校生とは思えない高レベルの戦いとなり、延長戦に持ちこまれます。後攻のRed Eyeは「口より行動 論より証拠 もちろん今日だって飛んでる状況」とパンチライン を叩き出し、会場を盛り上げます。さらに2バース目はステージを降りてコール&レスポンスを求め、それに対する会場の反応も良く、Red Eyeのライブ・パフォーマンスの巧みさが際立ちます。HARDYはそれに対し「代わりに言っといてやるよ ステージに立ちたかったやつがいるのにお前はステージの下に降りる ふざけんじゃねえ」と返し、さらには「ラップするのは明日のため」とパンチラインで締めくくります。Red Eyeは最後のバースで「明日のためなんじゃねえ いつだって自分のため 過去より大事なのは今だぜ」 とアンサー。延長戦が終わっても勝敗は決まらないかと思われるような戦いでしたが、優勝はHARDYでした。

 

第16回『bazzoka!!!高校生ラップ選手権』

15回大会は「知名度と技術を上げるために音楽活動をする」と欠場し、満を持してのRed Eye参加となりました。第16回大会は令和元年スペシャルトーナメントということで、Red Eyeは第14回大会の準優勝者として選出されました。Red Eyeはこの大会での優勝は絶対に逃せないと考えていて、「自分との戦い、自分に勝てたら優勝できる」と確信していたそうです。

1回戦はベルとの対戦でした。「はじまる令和伝説の大喧嘩」と1バース目を締めくくるベルに対し「本当の男の強さとは 喧嘩の強さや頭の賢さなんかじゃなく 心の強さだと」と、余裕のレゲエのフロウ を見せます。ラップスキルでも圧倒的な強さを見せつけたRed Eyeの勝利でした。

2回戦はG-HOPEとの対戦。先行のG-HOPEが「ぶっちゃけた話 俺こいつのカッコよさまじわかんねえ メリージェーンとったら何も残んない ガキがなんぼのもんじゃい」とのっけからディスってくるのに対し、「ドンキ前でどんぎまって鈍器持って集合 今の時代ヒップホップじゃないやつが流行 そんな奴に俺から一言ゆうと中身ない音楽こいつだいぶ重症」とライミングの連発でリターンし強さを見せ、僅差ながらRed EyeがG-HOPEを下します。

準決勝は初出場で百足や9forを倒したS-kaineとの対戦でした。「見てる景色ここまで オーバードーズとんだぜ」とのパンチラインをかましたRed Eyeの勢いは正直2回選までよりも弱まったように見え、「まさか本当にオーバードーズ(過剰摂取)?」と思えなくもなかったのですが、ちょっとスローダウンしつつライムもきちんとトラックにはめてきて、緩急つけた戦いぶりは見事、同じ地元大阪のS-kaineに対し貫禄を見せました。

決勝では第12回大会の準決勝で熱戦を繰り広げた相手のNovel Coreとの対戦でした。「おまえに『ライブやってねーやつに負ける気はねー』って言われたときに正直にいうけど俺はくやしかった だけど 今こうしてもう一度向かい合った」と、真正面からぶつかるNovel Coreに対してRed Eyeは「黙れ12回の一発屋さん 表現者として失格だな」と痛烈にディスで返します。Novel Coreは「おれはあのころはだめだめ でも今は負けるわけにはいかねえ」とさらに真っ直ぐにぶつかりますが「好きなことを努力と呼んでるうちは一生変わらねえ 身を削り必死こいても簡単には登れねえ」とRed Eyeは達観したパンチライン を浴びせます。決勝戦の審査は難航したようで、数分の審査員の協議の末にRed Eyeの初優勝が決まりました。Red Eyeのステージングのうまさや現場での経験がNovel Coreを上回ったことが勝敗の決め手でした。


Red Eyeのファッション



Red Eyeはファッションのセンスにも卓越したものを持っていて、彼のカリスマ性をさらに高めています。お気に入りのブランドはなんとVERSACE!恐るべき十代です。

他にも、手作りのヒップホップジュエリー専門店KRKC&COA BATHING APE&kappaElvira Clothing、ロサンゼルス発のスケートブランドRNPNDIP、などがお気に入りのようです。

髪型は剃り上げたコーンローを基本に、カラフルなカラーリングやエクステンションで様々なスタイルに挑戦しています。第12、13回の『高校生ラップ選手権』ではX_fiction Los Angelesのピンクのサングラスがトレードマークで、その後もRay Banなどのサングラスを着用しています。


Red Eyeの代表曲

Dear Family

下拓プロデュースによる楽曲で、逮捕されてしまったRed Eyeの親友のために書かれたのだそうです。ミュージックビデオではセクシーなダンサーとの共演をし、こちらも話題を呼んでいます。

 

少年A

Red Eyeの自己紹介ソングともいえる曲になっていて、ラッパーRed Eyeを知るためには必聴の1曲です。リリックの一部を紹介します。「13で手首にワッパ それでも今はマイク握った」「確かに言われた 少年A けど 今はマイクを持って頂点へ」トラックはKowichiの『10年後』のサンプリングで、爽やかなテイストの楽曲となっています。

 

 POCKET(Remix)

Red EyeとFUJITRILL、 KNUXのプロデューサーユニットOVER KILL との異色コラボPOCKETのRemixです。『POCKET』は発表から3ヶ月弱でミュージックビデオの再生回数が100万回を超え話題を呼びました。『 POCKET(Remix)』のFeat.にはRed Eyeがラップを始めるきっかけとなったラッパーD.O.とJin Doggが起用されています。この曲のミュージックビデオの撮影は現在服役中のD.O.にとって収監される前の最後の仕事だということです。


若手カリスマラッパー、Red Eyeについて述べてきました。

Red Eyeは2020年現在まだ18歳!これからの彼の活動に、これからも注目したいと思います!

高校生ラップ選手権についてもっと知りたい方は「高校生ラップ選手権の歴代優勝者たち【第1回〜第16回】」を参考にしてください。