カリスマG-DRAGON 原点から成功の軌跡! ファッション、人気曲もご紹介。

「韓国を代表するカリスマ」「アジアの誇る天才アーティスト」など圧倒的なオーラで、音楽業界のみならず、ファッション界まで牽引するスーパースターといえばG-DRAGONでしょう。

K-POPに詳しくなくても、G-DRAGONや彼の所属するグループであるBIGBANGの名前を聞いたことがある方は、多いのではないでしょうか?

本記事では、「ファッションアイコン」でもあり「King of K-pop(K-popの王)」でもあるG-DRAGONの原点から成功の軌跡を振り返ります。また、ファッション・人気曲もあわせてご紹介します!

G-DRAGONの「凄さ」を理解するため、まずは彼の基本的な情報を把握しましょう。

そしてG-DRAGONワールドを、もっとお楽しみください!

 

G-DRAGONのプロフィール

VOGUE JAPAN公式より出典

アーティスト名 G-DRAGON
本名 クォン・ジヨン
生年月日 1988年8月18日(35歳)
身長 177cm
血液型 A型
出身地 韓国ソウル特別市
所属事務所 YGエンターテイメント
レーベル YGEX
公式サイト PROFILE | ビッグバン(BIGBANG)オフィシャルサイト

 

アーティスト名である「G-DRAGON」は、本名である「ジヨン」の頭文字「G」と生まれ年の干支「龍(DRAGON)」、そして「ジヨン」の「ヨン」は「龍」を意味することから生まれました。爆発的なパワーとカリスマ性を誇るG-DRAGONには、ピッタリのアーティスト名でしょう。

G-DRAGONはBIGBANGのリーダーでもあり、独自のハイトーンラップが特徴です。ラップだけでなく、ボーカル・ビートボックス・作詞・作曲・アレンジ・ダンスの振付までプロデュース作業全般をこなすG-DRAGONは、1人で総合演出ができるマルチプレーヤーでしょう。

ソロだけでなく、G-DRAGONはこれまでのBIGBANGのほとんどの曲のプロデュースに参加しています。主に共同作曲をする際のG-DRAGONの役割は、メインメロディーの担当で、叙情的なメロディ作りが得意です。

ファッションアイコンとしても名高いG-DRAGONは、ファッションショーやファッション雑誌でもおなじみの顔でしょう。G-DRAGONは「稀代のトレンドセッター」として知られており、頭から足の先まで彼のファッションは常に注目を集めています。

除隊後初の公の場が、フランス・パリで開催された「CHANEL」の2020年春夏オートクチュールコレクションだったこともG-DRAGONらしいでしょう。


G-DRAGONの成功までの生い立ち

VOGUE JAPANより出典

G-DRAGONの経歴・受賞歴を、説明と共にご紹介します。

経歴・受賞歴
1988 父・母・姉のいる家庭に末っ子として、韓国ソウル市に生まれます。現在でも家族とは友達のような関係で、とても仲が良いようです。
1994〜
2001
6歳で「ちびっこルーラー」として芸能界デビューを果たしました。しかしクリスマスアルバムをリリースした後、G-DRAGONはレーベルから契約を解除されます。
G-DRAGONのショックを大きく、母親に「歌手にはならない」と宣言した程でした。けれども家族でのスキー旅行中に、G-DRAGONはSMエンターテイメントからスカウトされます。8〜13歳をSMエンターテイメントの練習生として過ごしますが、『「したいこと」を発見できなかった』そうです。ただ小学3年生の頃にアメリカ合衆国のヒップホップグループである「ウータン・クラン」に影響を受けたG-DRAGONはラップを習い始めました。そして2001年にアルバム「Flex」をリリースし、13歳のG-DRAGONは当時韓国人最年少のラッパーとなります。
2001〜
2006
BIGBANGのメンバーでもあるT.O.Pは、中学校からの近所の友人で共にダンスやラップを練習していました。そんな折に、YGエンターテイメントのCEOヤン・ヒョンソク氏に紹介され、YGエンターテイメントと契約します。
2006〜 BIGBANGの一員として、またグループを率いるリーダーとしてG-DRAGONはデビューを果たします。BIGBANGの現在も続くレガシーの始まりでした。
2009 初のソロアルバムの「Heartbreaker」を発表します。リードシングルである「Heartbreaker」は、5万ダウンロード・売上30万枚を突破し、「Mnet Asian Music Awards」で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
2010 T.O.Pと2人でアルバム「GD&TOP」をリリースし、収録曲「High High」は1位、「Oh Yeah」は2位をオンデジタルチャートで獲得します。アルバム自体も、ガオンアルバムチャートで1位に輝きました。
2012 自身初のミニ・アルバム「One of a Kind」をリリースし、ビルボードのワールドアルバムチャートの1位、ビルボードHot200で161位にランクインしました。リードシングル「One of a Kind」は「Mnet Asian Music Awards」を始め、韓国でのいくつかの受賞を果たします。また「Crayon」は、アメリカ合衆国の音楽誌「スピン」に「K-POP シングル・オブ・ザ・イヤー」の選ばれました。
2013 韓国人歌手として初めての日本4大ドームツアーを成功させます。

また2ndソロアルバム「Coup d’Etat」を発売し、世界的なプロデューサーであるDiploやBaauer、そしてラッパーであるミッシー・エリオットの参加が話題となりました。リードシングル「Coup d’Etat」は「EDMの転換期」として、2013年のビルボードに取り上げられ、G-DRAGONは韓国人アーティストとして初めて、ビルボード200にチャートインします。

2014〜
2016
BIGBANGのメンバーであるSOLと共に「GD x TAEYANG」としてリリースした「Good Boy」が、ビルボードワールドデジタルソングチャート1位を獲得し、YouTubeの再生回数が1億回を突破しました。
「Dirty Vibe」では、ビルボードHot Dance/Electronic Songsチャート・Dance/Electronic Digital Songsで各々15位・21位となり、韓国人初のチャートインの快挙を果たします。「Dirty Vibe」は、アメリカのエレクトロミュージシャンであるスクリレックスやDiplo、同じYGエンターテイメントの歌手CLとコラボレーションした楽曲でした。
2017〜
2020
2017年にリリースしたソロアルバム「Kwon Ji Yong」は、iTunesチャートにおいて世界46ヶ国で1位獲得の快挙を果たします。

アメリカ合衆国では、発売1日目にしてG-DRAGONのアルバムで最も売れたアルバムとなり、ビルボードワールドチャートでは何週間も1位が続くこととなりました。韓国でも発売から6日後には100万枚の売上を突破し、2017年のベストセラーとなります。

同年ワールドツアー「Act III:M.O.T.T.E」をスタートさせ、アジア・北米・ヨーロッパ・オセアニアの29ヶ国で、計65万人以上を動員しました。なお「Act III:M.O.T.T.E」は、ヨーロッパとアメリカ合衆国における当時最大規模のツアーとなります。

G-DRAGONは2018年から兵役につき、2019年10月に除隊しました。除隊後のG-DRAGONは、音楽シーンにもファッションシーンにも復活して、業界に新たな旋風を送り続けています。

 

実はG-DRAGONには、2度の警察沙汰のトラブルがあります。

1度目は2009年にフロー・ライダーがサポートしたアルバム収録曲「A Boy」の内容が不適切であることから、2010年に起訴猶予処分を受けました。2度目は、2011年のソウル中央地検による大麻の吸引容疑での起訴猶予処分です。G-DRAGONは謹慎期間を経て、同年の「2011 MTV Europe Music Awards」で活動を再開しました。

経歴を省みただけで、G-DRAGONの実績の華やさとグローバル感が伺えます。


G-DRAGONのファッション・タトゥー

amazon.co.jpより出典

デビュー当時に日本のストリートファッションブランドを愛用して、韓国にストリートブランドブームを巻き起こしたのが、G-DRAGONです。

G-DRAGONが着用すると何でも流行り、完売すると言われる程のファッションアイコンであることが伺えます。入手困難になることから、ファッション好きからは「G-DRAGONが着ると大変」と言われることもあるそうです。

2014年にBIGBANGのメンバーであるテヤンと共にパリファッションウィークに招待されます。この2014年のパリファッションウィークへの参加は、G-DRAGONが世界中からファッションアイコンとして注目を浴びるきっかけとなりました。

ハイブランドからオールドスクール・モダンストリート系まで幅広く「自分のファッション」として着こなす、G-DRAGONのファッションセンスは抜群でしょう。

2015年以降はほぼ毎年、G-DRAGONは、「シャネル」「イヴ・サンローラン」「トム・ブラウン」などの世界的なブランドのファッションショーに登場しています。

またG-DRAGONの確認できた最新のタトゥーの数は12個ですが、増え続けているので今後も増加するでしょう。G-DRAGONのタトゥーは彼の人生観を表す、深い意味を持つものも多いことが特徴です。


G-DRAGONの人気曲

TOWER RECORDS JAPANより出典

作詞・作曲・アレンジまで自身でこなすG-DRAGONには、数多くの人気曲が存在します。

今までも天才音楽プロデューサーである彼は、代名詞的なメロディアスな曲だけでなく、ポップやエレクトロなど様々なタイプの楽曲を生み出しました。

あるゆるサウンドを楽しめるため、全ての曲の試聴をおすすめします。

 

G-DRAGONのソロ曲で1番人気:「CROOKED」

「失恋してひねくれた男」がテーマの「CROOKED(ピタカゲ)」は、G-DRAGONのソロ曲で1番人気を誇ります。重い「失恋」がテーマにも関わらず、全体的にポップな音なので重く感じさせません。

韓国語版はYouTubeの再生回数が2億回弱という驚異的な記録を誇っていて、「CROOKED」の人気を感じさせます。日本語版もリリースされているので、ぜひ韓国語版と両方を聴いてみてください!

ファンを集めて制作したミュージックビデオ:「WHO YOU?」

「WHO YOU?」のミュージックビデオは、ファンを約1,000人集めて制作されました。実際にファンが撮影した動画や、G-DRAGONの愛車が登場したりと、普段と少し違うミュージックビデオを楽しめます。日本語版もリリースされているので、歌詞を覚えやすいでしょう。


「唯一無二のキング」G-DRAGONの成功までの軌跡・ファッション・人気曲をご紹介しました。

圧倒的なカリスマ性を誇るG-DRAGONは、兵役も終え、歌手としても完全復帰を果たしています。

音楽もファッションも、今後のG-DRAGONの動向から目が離せません!

韓国ヒップホップグループとラッパーについてもっと知りたい方は「おすすめの韓国ヒップホップグループ&ラッパー20選【2020年最新版】」を参考にしてください。