韓国ラッパーGIRIBOY 生い立ち、ファッション、代表曲は?

みなさんはGIRIBOYを知っていますか?

チャーミングなルックスから、「メガネ男子」「文化系」「可愛い系」という印象が先行しがちなですが、彼はスキルに定評があるラッパーであると同時に、敏腕音楽プロデューサーという側面も併せ持つ、マルチに活動するアーティストでもあります。

キュートなルックスとは裏腹に、幅広い活動を繰り広げているGIRIBOY。彼は一体、どのような生い立ちを持ち、そしてラッパーとしてどのように歩んできたのでしょうか。

本記事では、彼の生い立ちや、ラッパーとしての歩みを紹介していき、みなさんに少しでも多くGIRIBOYの魅力を伝えていければと思います!

また、彼のファッションや、代表曲などにも触れ、GIRIBOYの人物像を深堀りできればと思います!

 

GIRIBOYのプロフィール

kprofile.comより出典

アーティスト名 GIRIBOY(기리보이
出生名 ホン・シヨン(홍 시영
生年月日 1991年1月24日
出身地 韓国 ソウル特別市
身長 178cm
レーベル Just Music / WEDAPLUGG RECORDS

GIRIBOYの生い立ちからラッパーになるまで

GIRIBOYは1991年1月24日、大韓民国のソウル特別市で生まれました。幼い頃から、歌うことや踊ることが好きで、人前で披露するのが得意でした。また、漫画が大好きで、一時は漫画家を目指していたこともあり、少年時代は様々な分野の芸術に興味を持ちながら育っていきました。

幼い頃から多様な興味を持っていたGIRIBOYでしたが、彼は次第に歌の道へと進んでいきます。

現在はラッパーとして活動しているGIRIBOYですが、昔はラッパーのみならず、歌手を目指していた時期もありました。しかし、世界的ラッパーであり音楽プロデューサーのPharrell Williamsの楽曲に夢中になったことがきっかけで、ヒップホップの世界にのめり込み、ついにはラッパーを目指すようになります。

GIRIBOYのラッパーとしての活動はまず、ネット上のビートにラップを乗せるところから始まりました。当時夢中であったPharrell Williamsのビートをよく使用し、ラップをしていたそうです。

また、GIRIBOYはラッパーと同時に音楽プロデューサーも目指すようになります。それはまさに、Pharrellがキャリアの中で成し得た二足のわらじでありました。

最初は独学で作曲を行っていたGIRIBOYですが、ヒップホップ専攻がある芸術大学に進学し 、本格的に作曲を学んでいくことになります。そして彼の楽曲は、音楽レーベルJust Music代表兼ラッパーのSwingsの目にとまることになります。Swingsに才能を見いだされたGIRIBOYは、2011年にJust Musicに加入することになりました。


GIRIBOYのラッパー / プロデューサーとしての歩み

 chosun.comより出典

2011年にJust Musicに加入したGIRIBOYは、同年2011年にシングル『You Look So Good To Me』をリリースし、デビューを飾りました

そして2012年には『Fatal Album』『Fatal Album Ⅱ』と、EPを立て続けに発表。

さらには2014年に初のフルアルバム『Sensual Album』を発表します。

楽曲のほぼ全てを自身で作曲していたこともあり、ヒップホップシーンで脚光を浴びるようになります。

また2014年には、レーベルの代表Swingsの提案により、大人気ラップトーナメント番組「SHOW ME THE MONEY」シーズン2・3に出演GIRIBOYはそれまでは、どちらかと言えば音楽プロデューサーとしての側面において評価を得てきました。

しかしこのトーナメントの中で、高いラップのスキルを見せたことにより、ラッパーとしてのプロップスも獲得することとなりました。また番組出演後は、その高いプロデュース力を買われ、同番組の制作に携わることになります。

シーズン5では楽曲を複数提供、シーズン7・8・9では審査員兼プロデューサーとして出演と、番組を大いに盛り上げました。

また当番組は、トーナメントを勝ち進んだラッパーと審査員とがタッグを組み、共に最終トーナメントへと目指していく流れとなるのですが、そこでGIRIBOYは、自身がプロデュースしたラッパーを二度も優勝に導くという快挙を成し遂げました。

当番組を通じ、楽曲プロデュースにおいても高い評価を得ることとなったGIRIBOY。彼はまた、KARA、BEAST、Monsta Xなどといった名だたる有名アイドルのプロデュース実績もあり、その名は、ヒップホップシーンのみならず、音楽業界全体にまで轟いています。


GIRIBOYのファッション

i4p.krより出典

GIRIBOYのファッションの特徴としてはまず、何と言ってもメガネが挙げられるでしょう。大のメガネ好きとして有名で、メディアに露出する際は、ほぼ必ずメガネを着用しています。ちなみに、黒縁メガネを好んで着用することが多いです。

また彼は、自身のアパレルライン、I4Pを展開しており、ファッション業界にも参入しています。モードの要素を併せ持つ、ストリートなウェアを展開しています。


GIRIBOYの代表曲

You Look So Good To Me(feat.Swings)

Just Musicの代表Swingsを客演で迎え、2011年にリリースされたデビュー作。歌手を目指していたこともあり、サビ部分はラップではなく歌を披露しています。その後確立していくGIRIBOYのポップス色の強いヒップホップが既に垣間見える曲となっています。

 

Hogu(feat.BrotherSu)

2016年リリースの、浮遊感のあるジャジーなビートが印象的な一曲。日本語の語りを挿入したり、日本の漫画ワンピースを読んでいるシーンを入れていたりと、GIRIBOYの日本好きが伺える内容ともなっています。

 

아퍼 (Feat. Kid Milli, Lil tachi, 김승민, NO:EL, C JAMM)

2019年リリースのこの曲は、ジャジーで躍動感のあるビートが印象的です。また、今作においては、今までとは少し印象が変わり、低音で畳み掛けるようなラップを披露しています。客演には日頃親交のあるスキルフルなラッパー達が迎えられ、彼らが繰り広げていくマイクリレーは必聴です。


以上、GIRIBOYの生い立ちから、ラッパーになるまでの軌跡、そしてラッパーとしてのキャリアを見ていきました。

みなさんにGIRIBOYの魅力を少しでも伝えられたなら幸いです。

韓国ヒップホップグループとラッパーについてもっと知りたい方は「おすすめの韓国ヒップホップグループ&ラッパー20選【2020年最新版】」を参考にしてください。