HIYADAMの身長、ファッション、楽曲は?

2013年4月に開催された、MCバトルの甲子園「第3回 BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」で、圧倒的な実力を示し優勝したHIYADAM。

今では、ラップ・モデル・オリジナルブランドなど、マルチにこなす人気HIPHOPアーティストです。

ここでは、そんなHIYADAMの身長、ファッション、楽曲といった疑問にお答えしつつ、ラッパーとしての歩みを辿っていきたいと思います。

 

HIYADAMのプロフィール

 

jj-jj.netより出典

出生名 桃井 賢介(ももい けんすけ)
アーティスト名 HIYADAM(ヒヤダム)
生年月日 1996年5月24日(27歳)
身長 174cm
生誕地 北海道 札幌市
出身地 北海道 札幌市
レーベル AOTL

HIYADAMの生い立ちから人気ラッパーになるまで

HIYADAMは1996年に、北海道札幌市で生まれました。本名は桃井賢介で、詳細な生年月日や家族構成は公表されていません。しかし公式ツイッターのほうで、2015年5月24日に「今日で19歳になりました」と報告。HIYADAMは幼いころから母親の影響で、ブラックミュージックばかりを聴いて育ちます。そのためHIPHOPだけではなく、R&B・FUNK・ソウルなど、幅広く音楽を聴いてきました。とくに好きだったのが、「RIP SLYME」や「HOME MADE 家族」だったようです。また親からは、RHYMESTERのアルバム「マニフェスト」を聴けといわれたといいます。そして中学2年生の時、放課後に遊びでフリースタイルを始めたことがラップデビューのきっかけです。当時は野球部に所属しエースで4番だったことから、将来的に野球の道へ行くか、ラップの道へ行くか迷います。中学3年生の頃からイベントにも出演するようになったHIYADAMは、悩みに悩んだ末、高校入学を期にラップへ専念することを決心しました。

その後、地元札幌で開催された大会や、ULTIMATE MC BATTLEの札幌予選に出場しキャリアをスタート。そしてBSスカパー!のバラエティー番組「BAZOOKA!!!」内で放送されていたコーナーである、「高校生RAP選手権」の第3回オーディションがあることを知ります。元々「BAZOOKA!!!」を見ていたHIYADAMは、「高校生RAP選手権」の第3回オーディションへ応募。HIYADAMは当時の心境を、「受付の期間も結構長くてこれは出るしかないと思って、第1回も第2回もオーディションの存在を知っていれば出場したかった」とコメントしています。順調にオーディションを合格したHIYADAMは、2013年3月に開催された「高校生RAP選手権」第3回本選へ出場。フリースタイルの経験も浅かったHIYADAMですが、順々に勝ち上がっていき決勝でHIBIKIと対戦。接戦の末、なんと初出場にもかかわらず優勝を勝ち取ります。

第3回「高校生RAP選手権」の優勝で一気に注目を集めたHIYADAMは、半年後に開催された第4回「高校生RAP選手権」に出場。しかし2回戦目であたったEINSHTEINと、延長の末惜しくも敗退。第4回「高校生RAP選手権」はT-Pablowが優勝しますが、HIYADAM vs EINSHTEINの闘いは”裏決勝戦”として語り継がれています。その後精力的に楽曲制作をし、フリーダウンロード作品「HIYADAM DEMO」と1st EP「The Samedays」をリリース。そして2014年1月、ミニアルバム「5561」をリリースします。ちなみにタイトルの「5561」は、1st EP「The Samedays」をリリースした2013年7月15日の数字をそれぞれ足した「55」と、ミニアルバムをリリースした2014年1月26日の数字をそれぞれ足した「61」、この2つを組み合わせてものです。トラックメイカーであるJazadocumentがオールプロデュースの元、完成度の高い進化したHIYADAMが見られます。

そしてHIYADAMは、東京の国士館大学に進学。ファッションモデルや、海外ラッパーとのコラボなど、活動の幅を広げます。2017年12月には、JP THE WAVYとNY在住の日系アメリカ人ラッパーMIYACHIとコラボした、「Bukkake」をリリース。2019年7月には、待望の1stアルバム「Antwerp Juggle」をリリースしました。ラップだけではなく、様々な活動をしていきたいと語るHIYADAM。これからの活躍も目が離せません。


HIYADAMのファッション

 

この投稿をInstagramで見る

 

HIYADAM(@hiyadam)がシェアした投稿


 

この投稿をInstagramで見る

 

HIYADAM(@hiyadam)がシェアした投稿


HIYADAMは日本人離れした顔立ちや、モデル業での活躍など、ファッション界からも注目されているラッパーです。公式インスタグラムのほうでは、Yohji Yamamotoやアディダス発祥のY3を好んで着ています。

またファッションメディアである「JJ」に特集された時には、ロンドン発祥ブランドのCHARLES JEFFREY LOVERBOY(チャールズ・ジェフリー・ラバーボーイ)を着て登場。こちらはプライベートでも愛用しているブランドとコメントしています。

wwdjapan.comより出典

また2020年5月には、ジュエリーブランド「ANVORHANDEN(アンボアハンデン)」を立ち上げました。ブランド名の由来は、ドイツ語で存在や実在を意味する”VORHANDEN”と、英語で否定を意味する接頭辞”UN”を単数の”AN”に替え組み合わせた造語です。「欲しいと思うジュエリーがなかった」という実体験から作られており、主張しすぎず生活になじみやすいアイテムが勢揃い。まさにファッションアイコンとして注目を集めるHIYADAMの、完全プロデュースブランドとなっています。


HIYADAMの代表曲

Bukkake

2017年に、JP THE WAVYとコラボしたヒット曲「Bukkake」。この曲でHIYADAMを知ったという方も多いのではないでしょうか。ダークな雰囲気と、HIYADAMのハイトーンラップがクセになる1曲です。

 

WHY DO FUCKBOIS HANGOUT ON THE NET

韓国のラッパーKid Milliのヒット曲「WHY DO FUCKBOIS HANGOUT ON THE NET」。以前から交流のあったHIYADAMがリミックスしたことで、さらに話題となりました。「HIYADAMといえばこの曲」という人もいるほどの人気で、英語と日本語が交じり合ったクールな仕上がりです。

 

Zzoom Zzoom

エレクトロサウンドが満載で、張り詰めた勢いがあるナンバー「Zzoom Zzoom」。兵庫出身のラッパー・Shurkn Papを客演に迎え、新時代を担う2人のコラボです。MVもキャッチーに作られており、音楽業界でも注目の1曲。


いかがだったでしょうか。

第3回「高校生ラップ選手権」の優勝から、怒涛の快進撃を見せるHIYADAM。HIPHOP界だけではなく、ファッション界からも注目されるラッパーです。また同世代からの支持も多く、10代~20代のHIPHOP人気を巻き返したラッパーといっても過言ではありません。HIYADAMの活躍は、まだまだ始まったばかりです。

高校生ラップ選手権についてもっと知りたい方は「高校生ラップ選手権の歴代優勝者たち【第1回〜第16回】」を参考にしてください。